FUKU(弟)が、夏休みに一番楽しかった場所として、2位(この先1位が出ます)に挙げたのがニジマス釣りでした。
今回2回目の訪問で、GWのあしがくぼ渓谷国際釣場を含めれば3回目の釣りで、過去2回は、それほど楽しそうではありませんでした。
というのも、FUKUは飽きっぽく、じっくり待つという事が苦手です。
アトラクションの待ちもダメ、入場待ちもムリ。
こんな性格であれば「じっくり釣れるのを待つ」という事が楽しいハズがありません。。。。。
と思っていたのは私の勘違いでした。
面白くなかった理由は、怒られるからでした。
狭い場所ですから、釣竿の持ち方も気をつけないとケガをしますし、周りにも迷惑をかけてしまいます。歩き方一つでも同じ。うっかり落ちてしまうという危険もあります。
それを先回りして注意するのですが、FUKUにとっては怒られると受け取ったようでした。
遊びに来たのに怒られる、これが面白くない理由です。
TEN(兄)は、こういう部分で素直というか、言われたら1度で直すので、それほど厳しく注意されません。
そう、「お兄ちゃんは怒られないのに、僕ばっかり・・・・」という状態です。
今回の訪問も同じ。最初は怒られてばかりでしたから不機嫌でした。
TENがどんどん釣り上げる中、FUKUが釣れなかったのも面白くありません。
きっと「今回もツマラナイ」「早く帰りたいなぁ」だったかもしれません。
FUKUに当たりが出始めた時、隣にいた若い夫婦(カップル?)が、「あの子、小さいのにすごいねぇ」と言っているのが聞こえました。
私も「上手になったね」と声を掛けました。
不機嫌だったのがウソのように楽しそうになり、結果6匹釣りました(前回は2匹)
「僕が一番大きいのを釣ったんだ」と上機嫌で話しています。
焼いた魚も平らげました。
じぃじ、ばぁばに届けた時も、とても楽しそうに「僕が釣った」「美味しいよ」と話していました。
しばらくしてから「夏休みで面白かった場所」を順位をつけて聞いたら、2位がニジマス釣りでした。
理由は「褒められたから」でした。
過去の訪問でも褒めたと思いますが、印象に残らなかったのかもしれませんね。
父親として子供の事を理解しているつもりでしたが、分かっていない事も多いと気づきました。
もちろん、危険や迷惑になるような行為は注意します。怒られると受け取るかもしれません。
ただ、成功した、うまくできたという時は、しっかり、はっきり褒めてあげよう、改めて考えさせられた一日でした。