訪問先に関しては、いろいろなサイトで調べていましたが、コチラの施設はノーマークでした。
もしかすると「子供向け」というカテゴリーでは無いのかもしれません。
HPには体験工房というものがありましたが、予約もしていないので「いきなり行ってもできないよなぁ」と、あまり期待せず「アルパカを見て、おやつを食べて帰ろう」という程度で訪問しました。
入場、駐車料金とも無料です。
明治時代中期に建てられた造り酒屋の店舗兼主屋と、明治28年に建てられた旧大塚酒造本蔵を活かした施設だそうです。
車で訪問すると、施設の裏側に停める形なので、入り口がイマイチ分かりにくいかもしれませんが、この写真の左手に「グラスアート」という幟がある建物が案内所になっているので、そこで色々確認すれば大丈夫だと思います。
*駐車場から入ると、案内所は右手に見えます。
案内所の中は、地元の工芸品やお酒の展示があります。
ここでは販売はありませんが、別の場所にお土産屋さんはあります。
ここで体験工房に参加できるか確認。すると「30分後であればOK」というありがたい回答。
施設内をウロウロしているだけで、あっという間に30分経過。
初心者向けは型吹きという事でしたので、そちらを申し込みました。
「宙吹き」は、失敗するリスクもあるそうです。せっかくですから失敗せずに持ち帰りたいですからね。
完成(予想)品の色を選びます。
やけど防止の為、手袋などを装着。
少しずつ緊張してきます。
道具の使い方など、最初に一通り説明を受けます。
説明してくださった女性、失礼ながら「助手」だと思っていましたが、しっかりとした作家さんだそうです。お若いのに立派です。
説明も、こども向けで丁寧。良い先生に当たって助かりました。
早速実践。写真の都合上、TEN(兄)とFUKU(弟)が一緒にやっているように見えるかもしれませんが、実際には一人ずつです。先にTENがやって、終わってからFUKUが作ります。
マンツーマンで指導してもらえるという事です。
高温になる窯にガラスを入れ、回し、色を付ける材料を入れて、また窯に戻し、こういう一連の作業を繰り返していきます。
全て先生が一緒なので安心ですね。
型に入れて息を吹き、形を作ります。この型を使うのが「型吹き」
道具を使って、口の形を整えていきます。
完成品は、口が少し歪でした。これが「こどもが作った作品」という味を出してくれて嬉しいです。
だいぶ途中経過を省きましたが、完成一歩手前です。大満足です。
あとは、棒からガラスを外して完成です。これはスタッフの方がやってくれます。
続いてFUKU。
背が低いのでたいへんだったみたいです。
棒の長さより背が低いので、ビールケースで高さ解消(笑)
いや、笑ってはいけないです、本人は真剣そのものです。
FUKUも完成しました。
今回の体験は兄弟だけの参加でしたので、こちらのペースで進めてもらえました。
団体では、こういう訳にはいかないかもしれません。
スタッフの方も丁寧ですし、とても優しい指導でしたので、こども達も大満足でした。
とある口コミサイトへの投稿では「せっかく来たのに休みだった」という意見がありましたので、開催、参加可能かどうかは訪問前に確認したほうが良いかもしれません。
また、同じ口コミに「体験というより、スタッフの方がほとんど作っているだけ」という意見もありました。
確かにその通りですが、こども向けという意味では充分な体験です。
経験者で、本格的なものを考えると物足りないのかもしれませんね。
*2018.5月追記 ガラス工房は無くなっていました。残念。
今回の体験は、このガラスと別に
トンボ玉(?)作りに参加しました。こちらはTENだけです。
FUKUは1個(1種類)の参加で充分だったようです。
また、陶芸や木工の体験もあります。
フクロウ体験は、完成品の木彫りに顔や模様を描くもの。
ボールペンは、本体を作るようです。世界に1本しかないボールペンが作れるという事。
次回、これに参加しようと考えています。
そういえば「アルパカ見て」と思って訪問でしたね。
ふれあい動物園というイメージですね。見て、餌をあげる程度です。
アルパカ、ポニー、ウサギがいたと思います。
午後からの訪問でしたが、時間的にはちょうどよかったと思います。
一日中遊ぶというより、体験に合わせて訪問し、ちょこっと遊ぶというのが良いかなぁと。
と言うのが、施設内に食堂、レストランの類はありません。
(コーヒーショップ、大判焼きのお店はありました)
休憩室があり、食べ物の持ち込みOKだそうなので、昼食をはさむならお弁当持参が良いと思います。
ちなみに、ガラス(コップ)は、2~3日後の完成になります。冷ます時間だと思います。
直接取りに行っても良いですし、郵送も受け付けてくれます(送料は負担になります)
我が家は郵送で頼みました。
また行きます。