こどもの遊び場体験記

さいたま市在住の2児の父親が独断で語る、こどもの遊び場体験記です

道徳心

ドアパンチを喰らってしまい、落ち込んでいます。

しかし、それ以上に落ち込んだのが、私のその場での判断力の無さです。

「駐車場だから、民事不介入で警察も動いてくれないんだよなぁ」と、テレビで仕入れた雑学が先に出て「あ~あ、修理費用に幾らかかるんだろう」までしか思いませんでした。

 

ドアパンチを受けた場所には、家族全員で行っていましたので、子供もその場にいました。

 

もし、心に余裕があれば「ぶつけて逃げた結果」を、子供たちに教えることもできたかもしれません(まだ間に合いますが)

ドアパンチは、ハッキリ言って「犯人の逃げ得」です。よほどの事が無い限り、相手は見つかりません(地元では無いので尚更です)

しかし、「逃げればいいのか?」という事。これは「バレなければいい」「怒られなければいい」というのに近いです。

 

でも、逃げられた相手はどうなりますか?

直すのにもお金がかかります。金銭的な事情で直せなければ、キズはそのままです。

キズを見るたび、悲しい気持ちがよみがえります。

 

相手に謝罪されたから許すのか? 謝罪と補償があれば許すと思います。

補償だけなら(修理だけなら)「なんで謝らないんだ」「カネ払えば良いって事でもないぞ!」と思うでしょう。

謝罪だけなら? これは悩みますけど、態度次第かもしれません。

「許す」というより「あきらめる」が近いかもしれませんね。

 

これを「友達が大事にしているオモチャ」と置き換えて、素直に「ごめんなさい」が言えるかどうか?

大人になればなるほど、ごまかしや逃げを肯定してしまうかもしれませんが、親の目が届くうちは、どんな罰を受けようとも「逃げてはいけない」と教えたいです。

 

勉強や運動も大切ですが、何よりこういう気持ちを覚えてほしい。

せっかくなので、自分たちが感じた悲しい気持ちを「おカネでは買えない経験」にしたいと思います。

 

・・・・・・こう思わないと、やってられないッス(涙)