こどもの遊び場体験記

さいたま市在住の2児の父親が独断で語る、こどもの遊び場体験記です

7/30 日光江戸村 番外編

ブログが「こどもの遊び場体験」ですので番外編にしましたが、日光江戸村にある「江戸文化伝承館」を紹介させていただきます。

 

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刷毛、櫛、花火、江戸切子、、、、いろいろな職人の業(ワザ)を感じることができます。

こどもは退屈かもしれません。

 

私も職人の端くれ。業(ワザ)には興味があります。

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砥石ですね。天然ものです。私が使っているものは人工の砥石ですから、価格は1ケタ以上違います。

「砥ぎ」という商売があった(今も僅かですがあります)ほど、刃物を砥ぐというのは難しく、料理人は包丁、大工や家具師はノミ、カンナを砥げるようになってこそ、一人前の道が開けるというほどです。

ノミはともかくとして、カンナは替え刃式が主流になってしまいましたから、砥ぎが下手な職人も増えたようです。

 

・・・と、長くなりましたが、こういう話を語りたくなる場所ですね。

 

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菊一文字則宗(刀の名前)

これでピンとくる方も多いかと(少ない?)

沖田総司の愛刀で知られている刀ですね(史実では無いようですが)

刀身が美しく「人を斬る武器」というより美術品のように感じます。

 

・・・私、鎧や刀でも一晩中語れます(笑)

 

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職商人。知らない言葉でした。「しょくあきんど」と読むそうです。

今の経営学でも見習うべき部分がありますね。

 

この「文化伝承館」だけでも楽しめます。じっくり見るなら30分以上かかります。

興味が無ければ2~3分。「楽しむ」「体験する」という分野よりも「通好み」というほうが適当かもしれません。

同じタイミングで入った見学者のほとんどが外国人観光客。

紹介文は日本語なので、内容までは分からなかったかもしれませんが、外国には無い、独自文化を紹介する良い場所だと感じました。