ブログが「こどもの遊び場体験」ですので番外編にしましたが、日光江戸村にある「江戸文化伝承館」を紹介させていただきます。
刷毛、櫛、花火、江戸切子、、、、いろいろな職人の業(ワザ)を感じることができます。
こどもは退屈かもしれません。
私も職人の端くれ。業(ワザ)には興味があります。
砥石ですね。天然ものです。私が使っているものは人工の砥石ですから、価格は1ケタ以上違います。
「砥ぎ」という商売があった(今も僅かですがあります)ほど、刃物を砥ぐというのは難しく、料理人は包丁、大工や家具師はノミ、カンナを砥げるようになってこそ、一人前の道が開けるというほどです。
ノミはともかくとして、カンナは替え刃式が主流になってしまいましたから、砥ぎが下手な職人も増えたようです。
・・・と、長くなりましたが、こういう話を語りたくなる場所ですね。
菊一文字則宗(刀の名前)
これでピンとくる方も多いかと(少ない?)
沖田総司の愛刀で知られている刀ですね(史実では無いようですが)
刀身が美しく「人を斬る武器」というより美術品のように感じます。
・・・私、鎧や刀でも一晩中語れます(笑)
職商人。知らない言葉でした。「しょくあきんど」と読むそうです。
今の経営学でも見習うべき部分がありますね。
この「文化伝承館」だけでも楽しめます。じっくり見るなら30分以上かかります。
興味が無ければ2~3分。「楽しむ」「体験する」という分野よりも「通好み」というほうが適当かもしれません。
同じタイミングで入った見学者のほとんどが外国人観光客。
紹介文は日本語なので、内容までは分からなかったかもしれませんが、外国には無い、独自文化を紹介する良い場所だと感じました。